【浅田次郎】今、会いに行きますの巻【志茂田景樹】
先日、日本ペンクラブが主催する「戦争と文学」シンポジウムに参加してきました
13時開場で、14時開始だったのですが、13時開始だと勘違いしておりまして・・・
ソファーでうたた寝していたら12時近くになっており、「やべっ!遅刻や!!」と急いで現場へ
会場に着いてみると人はまばら
一番前の列に席を確保できました
席を確保したはいいけれど、時間が30分以上ありました
登壇者のサイン本販売もしているとのことで、お財布を片手に覗きに行きました
浅田次郎の作品は置いておらず、すごすごと退散
ここで、下の書店まで降りて、浅田作品を購入しておけば良かったと後ほど後悔することになります
エッセイ含め、所有していない浅田作品を探すのが少しおっくうだという理由で、座して氏を待つのみという選択をしたのですが・・・
14時近くになると、登壇者用の席と思われるところに人が座りました
そこが登壇者用の席だということが確定したのは、上下ターコイズブルーのセットアップに身を包み、髪をレインボーに染めたスレンダーなお方が座ってからです
そう、志茂田景樹氏でした
後ほど、「今日はテーマが戦争と文学ということで格好が大人しめです」とおっしゃって、会場に笑いをもたらしていましたけれど、普通にお洒落なセットアップでした
自分はアロハシャツ以外では華やかなカラー・柄の服をほとんど持っていないのですが、志茂田氏を見て少し憧れました
着る機会はないでしょうけれども 笑
志茂田氏に目を奪われていると、スッと入ってこられた見覚えのある顔
浅田次郎が、キターーーーーー!!
浅田氏もお洒落なジャケットを羽織っておられる
「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの登場人物が着ていそうなチェック
渋いグレーに、シルバーで大きめに格子があしらってあるような感じで、上品
ところで私はあまりジョジョファンではないのに、チェックのスーツと言えばジョジョって思っているのはなぜなのか、自分でも少し不思議です
さてさてシンポジウムが始まり、浅田氏の戦争についての思い、志茂田氏の戦争についての思い出、他の登壇者のお話を聞き、休憩をはさんで意見交換会的なものへ
意見交換会ではファシリテーターの話が長いし、何が言いたいのか分からないため登壇者が困惑していたり、客サイドから文句が噴出しておりましたが、登壇者の皆様の機転でうまく収まっている感じ
こういった討論の場ではファシリテーターの力量が問われますからね~
就活だったらチーム全員落とされるか、彼だけ落選といった感じでしょうね
無事に?シンポジウムが終わり、エレベーターに人が集中しているのでお手洗いへ
なんとそこに志茂田氏がいらっしゃった!!
・・・しばし時間を共有 笑
その後、下の階に降り、帰ろうかな~と思って外に出るも、なんとなく浅田作品でまだ買っていない本あるかな~と思って検索端末のところに戻ってぽちぽちしていると
すっと後ろを通る人の気配
ちらりと視界に入るジョジョ柄・・・
あ!
さ!
だ!
さ!
ん?!
つられて店外に飛び出しました
やっぱり浅田氏が、普通に歩いてらっしゃる
すごい声をかけたかったのですが、サインペンも著作も持ち合わせていないし、なにより私は引っ込み思案!!
ここで声をかけられるくらいなら、さっき志茂田氏にも話しかけている・・・
次や、次があるはずやと、心臓をバクバクさせながら密かにお見送り
シンプルに「作品が大好きです」でも、「面白い作品をありがとうございます」でも良かったのに
もう二度とこんなチャンスこないかもしれないですが、もし次の機会があれば絶対に自分の言葉で伝えたいです
ご本人にとっては、今まで数知れない人達に、何度言われたか分からない言葉でしょうけれど、そんなことを考えていたら、人生がつまんない!
この夢を実現するために、トレーニングを積みつつ、決戦の日まで備えます
目標が出来たので、良かったとしましょう
(現時点では負け犬の遠吠えです笑)